限られた資源を大切に

 PYP探究ユニット「素材の活用」をすすめてきた黄組(4歳児)さん。
(このユニットについてはこちらをご覧ください)

 7週間にわたる探究のなかで「素材にはそれぞれ特性があり人はそれを活用する」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思って取り組んできました。

先日の「環境学習講演会」で海洋プラスチックごみやリサイクルに関するお話を聞いた子どもたちは、環境問題にまつわる絵本に興味を持ったり、
「ペットボトルはリサイクルするとお洋服にもなるんだよね」「紙もリサイクルできて、生まれ変わるんだよ」と、話したりしています。



ゴミの分別マークや識別マーク(リサイクルマーク)、エコマークなどもすっかり認識できるようになり
「マークをよく見てリサイクルできるようにしよう」
「(リサイクルすることで)また違うものになって合えるといいね」
「エコマークがあるから、これは地球に優しいものだね」と、分別することの大切さも感じているようです。


「ゴミが減るように、お菓子の箱もおもちゃに変身させてあげよう」
「つくったおもちゃを大切にしたら地球に優しいよね」と話しながら工作する姿も。

「ダイナミックワールドでつくったものを違うものに変身させよう!」と
今まで遊びに使っていたものを再生して、「宇宙船ゲーム」を「宇宙の秘密基地」にしたり、ダンボールでつくった「としょかん」を「プラネタリウム」にしたり・・・
新しい遊びも生まれています。

子どもたちにとってこの探究活動は、遊びのなかで素材の特性やいかし方に気づくとともに
リデュース・リユース・リサイクルの仕組みを知り、
「地球上にある限られた資源」について考えるきっかけにもなったようです。

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