PYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」

赤組(3歳児)さんのPYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」が始まりました。(PYPについてはこちらをご覧ください)

このユニットは「私たちはどのような場所と時代にいるのか」という
教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
7週間かけて探究していくなかで、「日本には、昔から伝わる大事なものがある」ということを実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)

 このユニットでは
・昔から伝わる日本の行事や遊び
・日本の昔話
・日本の昔と今
を、子どもたちとともに探究していきます。

3学期がはじまると、 「冬休みに、凧あげをしたんだよ!」「カルタしたんだよ!」など冬休みの間に経験したことを嬉しそうに話してくれていた子どもたち。幼稚園でも、福笑いやカルタ、お手玉などで遊んだり、紙コップと新聞紙で“けん玉”をお友達と一緒につくって遊んだりしています。




おうちの皆様にご協力いただいている、「昔から伝わるもの」や「昔の遊び道具」も少しずつ集まり始めていて、
背負子やかご、洗濯板、竹びく、足袋、竹とんぼ、昔のお豆腐屋さんで使っていたラッパ、そろばんなど、
見たり触れたりさせていただいています。(ご協力いただきありがとうございます。)
初めて見る昔の電話(黒電話)にも興味深々。
「もしもし」「昔の人はいますか?」「こんにちは」などと会話をする姿も。

クラスでは、たくさんの昔話も読んでいて
紙芝居や絵本の中に出てくる“昔” をみんなで見つけたり、
物語にでてくる耳なじんだ言葉を繰り返し楽しそうにしたりもしています。

子どもたちには、こうした昔ならではの遊びや、お話などを通じて
「日本の昔」に親しむなかで現代の生活との違いを見つけながら、
「日本に昔から伝わる大事なもの」への興味を広げていってほしいと思っています。


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