PYPユニット「秋・冬の自然」~「迷子はだあれ?」~
今週から、PYP探究ユニット「秋・冬の自然」が始まった赤組(3歳児)さん。(PYPについてはこちらをご覧ください)
このユニットは「世界はどのような仕組みになっているのか」という
教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつです。
8週間かけて探究していくなかで
「季節の移り変わりは、人々の生活に影響する」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
(PYPでは、こうした探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)
このユニットでは
・今の季節
・季節の移り変わり
・季節の移り変わりと人々の生活
を、子どもたちとともに探究していきます。
昨日、各保育室では、担任が動物パネルを使って「迷子はだあれ?」という素話をしました。
公園で泣き声が聞こえ、動物さんたちが近づいてみると…、
池の中で泣いている茶色いお顔のお友達が…。
自分の名前も、おうちも分からないと泣いています。
子どもたちに、「みんな、このお友達の名前はわかる?」「この子のおうちはどこか知ってる?」と尋ねると、
「ドングリだよ!」「木の上がおうちだと思う!」「お山にあったよ!」など、
知っていることを次々と話し…「秋のもの!」という意見も。
「ドングリ」のことや「秋のもの」など、まだまだ分からないこともあるので、
これからみんなでいろいろ発見していこうと話をしました。
お話の後には、今週の金曜日の「親子探究活動」へ出かける時に持って行く、
「木の実を入れるバッグ」づくり。
ドングリのお顔を描いて、葉っぱとドングリを糊でバックに貼りました。