秋が旬の食べ物

国際バカロレアPYP探究ユニット「秋・冬の自然」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについてはこちらをご覧ください)

8週間かけて探究していくなかで「季節の移り変わりは、人々の生活に影響する」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。

今日は、マリーア先生と一緒に秋のものが登場するゲームをして
英語でも秋にふれながら遊びました。
そんな赤組(3歳児)さんのお部屋では、今、「秋の食べ物探し」が始まっています。

先日、“秋の食べ物ってどんなものがあるのかな”と、各クラスで考え、
保育者が絵に描いていきました。
「それが本当に合っているのか、誰に聞いたらわかるかな?」と問いかけると、
「クッキングハウスの先生だよ!だっていつも給食つくってるもん!」と子どもたち。

さっそく、クッキングハウスの管理栄養士をクラスに招き、
みんなが見つけた「秋の食べ物だと思うもの」の絵を見てもらいながら、
それが本当に秋の食べ物であるのか聞いてみることに・・・


「ん~、イチゴ、これは春だね・・・」「サツマイモ、正解です!」「柿も正解!」
正解すると、「イエーイ!」「ヤッター!」と、大きな歓声が上がっていました!

「カボチャは夏に収穫するけど、しばらく保存しておくと甘くなっておいしくなるから、
おいしい時期は、秋なんだよ!」
「野菜や果物だけではなく、魚にも旬のものがあるんだよ」と、
収穫の時期とおいしくなる時期が異なる食べ物があること、
魚にも季節によってその時期においしい魚があることを教えてもらいました。

そして、その時期に食べるとおいしい物のことを、『旬の食べ物』と呼ぶことも知った子どもたち。
「給食の中にも、その時期においしい旬の食べ物がたくさん入っているから、見つけてみてね」と教えていただき、さっそくその日から、給食の献立の中に「秋が旬のもの」を探し始めました。

「サツマイモ発見!」「キノコも旬だよね!」「今日は、リンゴ!」
管理栄養士がクラスへ回ってくると、見つけた「旬のもの」の答え合わせ。
たくさんの秋の食べ物を発見できるようになってきました。

寒さが厳しくなり始め、少しずつ、季節も移り変わりを始めています。
先日、バスで登園してきた子どもたちが、
「お山が白くなっていたよ!」と、発見したことを教えてくれました。
秋から冬へ。身の回りにどんな変化が見られていくのか・・・
子どもたちの気づきを大切にしながら、さらに探究をすすめていきたいと思います。

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