冬探し・冬が旬の食べ物探し
国際バカロレアPYP探究ユニット「秋・冬の自然」をすすめている赤組(3歳児)さん。(このユニットについてはこちらをご覧ください)
8週間かけて探究していくなかで「季節の移り変わりは、人々の生活に影響する」ということを、
実感を伴って理解していってほしいと思っています。
12月に入り、急に寒さが厳しくなってきました。
登園時の子どもたちの服装もすっかり冬の装いへ。
「今日は寒いから、いつもと違うジャンパー着てきたんだ!モコモコだよ」
「見て!マフラーしてきたよ」
と嬉しそうに見せてくれます。
上着をハンガーに掛けることにも、挑戦中!
クラスでは、「冬探し」が始まっています!
お庭の木やメモリアルホールまでの道のりにある木を見て、「イチョウの木の葉っぱがない!」
「幼稚園の木の葉っぱ、少しになっちゃったね」など、
先日までの様子との違いに気づき、教えてくれる姿も。
自由遊びの時間は、クリスマスにちなんだ遊びがいっぱい!
ハサミを使って飾りをつくって、お部屋のクリスマスツリーに飾ったり、
サンタクロースごっこが始まったり…。
そして、給食の時間は、旬の食べ物を探すことが恒例になってきました。
今日は再び、クッキングハウスの管理栄養士に
「冬が旬の食べ物」について教えてもらいました。
野菜では、ダイコン、ニンジン、ブロッコリーやホウレンソウ、キャベツ・・・
果物では、ミカンやゆず、先日の給食のデザートにも出た「洋ナシ(ラ・フランス)」・・・
黒板いっぱいに冬の食べ物が並びました。
そして、魚では「ブリ」という大きな魚がおいしいと、実物大の写真を見せてもらうと、
「えー!ブリってこんなに大きいんだね!」と、驚いていた子どもたち。
冬には、おでんやお鍋のように、体があたたまるメニューをよく食べると元気が出ることを聞くと、
「シンデレラのスープのお歌(明日の音楽会で歌う曲)も、スープが出てくるから冬にぴったりだね!」と、
友達と嬉しそうに話す姿も見られました。
季節が変わると、自分たちの身の回りにも変化が生まれてくることに、
少しずつ気づき始めている様子。
もうしばらく、冬探しを続けながら、子どもたちの気づきを大切に受け止めていきたいと思います。