PYP探究ユニット「人との関わり」

PYP探究ユニット「人との関わり」が始まった黄組(4歳児)さん(PYPについてはこちらをご覧ください)。
このユニットは「私たちは誰なのか」という教科の枠をこえたテーマのもと行う探究活動のひとつ。
「幸せは人と人との関係に影響されている」ということを、実感を伴って理解していってほしいと思っています。(PYPでは、こうした探究の末、子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。

 この探究ユニットでは
・人間関係が私たちに与える影響(友達にしてもらって嬉しかったこと。友達にして喜ばれたこと)
・よりよい人間関係をつくるための私たちの行動(自分がなりたいと思う青組の姿)
を、子どもたちとともに探究していきます。

もう少しで青組(5歳児)になることに、
期待を膨らませている子どもたち。
今週始めには、卒園発表会のリハーサルを見に行き、
憧れの青組(5歳児)さんの堂々と発表する姿に、
目を輝かせていました。




その後、学年みんなで集まり、
進級を前に黄組(4歳児)の一年を振り返ったり、
リハーサルを見て感じたことを伝え合ったりしました。

「青組さん、かっこよかった」
「(合唱の)みんなの声が合っていてきれいだった」
「(将来の夢の)発表の言い方もすてきで、
声も大きくてかっこよかった」
「すてきで真似したいと思った」
と次々に思いを伝え合っているうちに
「青組さんはすてきだったけど、(こんなにすてきな青組さんが)いなくなっちゃうのが悲しいって思った」
「離れてもいつでも友達だから、また会えたら一緒に遊びたい」など、
憧れの青組(5歳児)さんがもうすぐ卒園することを
意識した声も聞かれ・・・
一緒に遊んでくれたこと、手をつないでくれたこと、
優しくしてくれたことなど、
「青組(5歳児)さんにしてもらって嬉しかったこと」を、
思い返すこともしました。

そして、自分たちにいろいろなことをしてくれた青組(5歳児)さんに、
“何かしてあげたい”と、話し合いが始まりました。
「プレゼントしたい」「歌を歌いたい」「手紙を書きたい」
「ゲームをしたい」など、日々たくさんのアイデアが出ています。

そんな子どもたちにとって、今日は今年度最後のお弁当の日。
みんなでアルテア子ども館へ行き、
お弁当を食べたり、遊んだりして楽しく過ごしてきました。


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