黄組親子園外探究活動
今日は、黄組(4歳児)さんが心待ちにしていた「親子園外探究活動」。
日頃から身近な場所で生き物を探したり、観察したりしている子どもたち。
新たな刺激を求め、おうちの方と一緒に愛宕山へ行ってきました!!
ご家庭からご協力いただいた空き箱でつくった虫かごを肩にかけ、生き物散策の準備万端!
愛宕山の自然のことをよく知っている山梨県立愛宕山こどもの国のスタッフの方々と、
森で過ごすお約束を確認したところで、「森の宝探し」に出発。
親子で散策をしながら、「ふわふわするもの」「食べたあと」「きのこ」などを見つけていきました。
木陰はひんやり、落ち葉が積もった道はふかふか。
いろいろな種類の木があったり、見たことのない虫がいたり・・・
池の中をのぞいてみると、中には小さな黒いオタマジャクシがいっぱいいることに驚いていた子どもたち。
アズマヒキガエルやヤマアカガエルだということ、
手足が出てくる順番なども愛宕山の方に教えていただきました。
木の幹には小さな虫が集まっているのを発見!
よく見てみるとアリで、胸部が赤いトゲアリという種類でした。
普段見ている黒いアリとの違いに気づいた様子。
花や葉っぱなど、いい匂いのするものを見つけたり
時には立ち止まって、静かに耳を澄ませ鳥の鳴き声を楽しんだり・・・
「鳥はなんで鳴くんだろう?」「歌を歌っているんじゃない?」、
「食べ物を探している!」、「お母さんを呼んでいる!」と親子で考えてみたりもして
目、耳、鼻、手など、いろいろな感覚を使って、身体全体で自然を感じてきました。
最後には、芝生の広場で、それぞれの発見したものやお気に入りのものを見せ合い、
一人の発見がみんなの発見につながったようで嬉しく思いました。
愛宕山の自然のなかで生き物を探究した後は、
木陰にレジャーシートを敷き詰めて、学年みんなでお弁当。
明日からの探究活動。どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
保護者の皆様、そして愛宕山のスタッフの皆様、ご協力をいただきましてありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・
上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「身近な生き物」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。
◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか
◆中心的アイディア(Central Idea):人々は、いろいろな生き物と住んでいる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:・身の周りの生き物・生き物の成長・成長・生き物が好む環境