生き物に夢中!!

生き物に夢中の黄組(4歳児)さん。
トンボ、カミキリムシ、カタツムリ、カマキリ、クワガタなど、
日々、新たな生き物との出会いが続いています。
「飼ってみたい!」「観察したい」と、出会った生き物を飼育ケースに入れ、
毎日のようにのぞき込む姿も。




図鑑などを見ながら環境を整え、
「(エサが)もうなくなってる!」「エサをあげなきゃ!」と、
野菜のかけら、鰹節、ゼリー、草など、生き物が好む食べ物を入れようとすることも。
量の加減がわからず、飼育ケースの中が野菜や鰹節でいっぱいになってしまい・・・
「あぁ、エサだらけになってる~」
「おうちが汚れちゃうから、少なくした方が(生き物が)喜ぶんじゃない?」など、
みんなで考えることもありました。


チョウが蛹から羽化し始めたときには、チョウが花の蜜を吸えるようにと花や花の種を持ってきて
生き物のために考え、行動する姿を嬉しく思いました。

一方、プランターで育てている野菜コーナーでは、
「見て!カリフラワーの真ん中のところ白くなってきた」「キャベツの葉っぱが増えてる!」
「トマトの色が赤くなったから、みんなで食べたいね」など、生長を実感し喜んでいる子どもたち。
その生長が嬉しくて、「お水あげよう!暑くて乾いてる」と、水やりをする姿も増えてきました。

キャベツの葉に穴がいっぱい空いているのに気づいて、
「誰かが食べてる!このままなくなったらどうしよう」と、葉を見ていると・・・
モンシロチョウの幼虫を発見。
「アオムシもごはん食べないと死んじゃうもんね」「大きくなれないとチョウチョになれないしね」など、自分たちが食べようと育てた野菜でしたが、虫が食べることも受け入れ始めた様子。
身近な生き物も自分たちと同じで、「食べることは、大きくなることや生きることに繋がるんだ」
ということも、感じているようです。


そんな黄組(4歳児)さん。
昨日は、ファームで大きくなったジャガイモを収穫しました。
大きいものから小さいものまで、全て大切に数え653個!!
「ポテトチップスにして食べたい」「お肉と一緒にしたらおいしいかもよ」
他にもポテト、コロッケ、サラダなど、いろいろな食べ方のアイディアが・・・
「たくさんとれたから、幼稚園のみんなで食べよう」
「みんなで食べても余ったら、ジャガイモが好きな虫たちにあげたい」という、かわいらしい意見も。
みんなで食べることが楽しみです。



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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「身近な生き物」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか
◆中心的アイディア(Central Idea):人々は、いろいろな生き物と住んでいる(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:・身の周りの生き物・生き物の成長・成長・生き物が好む環境

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