秋に旬な食べ物って何だろう?

秋の自然物を使って、クラスで様々な遊びが生まれていった赤組(3歳児・満3歳児)さん。

先日、『秋の野菜の入ったカレー』が給食に出た際、
「カレーの中に、秋の野菜が入ってるんだって。何が秋の野菜なんだろう?」と問いかけると、
「カボチャが入ってる!これは、秋だよ!」
「レンコンも入ってるよ。これも秋かな?」
と、いろいろな声が。
秋探しは、『秋の食べ物探し』へ広がつてきています。

「秋の食べ物じゃないかな?」と思っても、正解かどうか分からないことも…
そこで、食べ物のことをよく知っているクッキングハウスの先生に
秋の食べ物について、聞いてみることにしました。
クラスで、秋の食べ物だと思うものを考えて、その紙を見てもらうと…、



「トマトやキュウリは…これは夏の野菜です。」
「サツマイモ、正解です!」「サンマも正解!」
正解すると、「イェーイ!」と歓声が上がりました!

どのクラスでも予想していた『カボチャ』は、
「夏に収穫するけど、しばらく保存しておくと甘くなっておいしくなるから、
おいしい時期は、秋!だから、秋においしい食べ物だね」と、
教えてもらい新しい発見も!
そして、その時期に食べるとおいしい食べ物を、『旬な食べ物』と呼ぶこと、
『旬な食べ物』には、栄養がたくさん入っていることも、教えてもらいました。

給食の時間、さっそく、教えてもらった『秋に旬な食べ物』をみんなで見つけていくことに!
「きのこがあった!」「お米も!」「こんにゃくも入ってるよ!」
と、いくつも発見し、嬉しそうな子どもたち。



そして…
1学期に種を蒔きバケツで育てていたお米も、秋に旬であることを教えてもらったので、
さっそく、収穫して干しておいた稲の殻をむいてみることに…

「硬いね」「難しい…」「出てきた!中は、白いよ!」
と、真剣な様子の子どもたち。
「お米ってこんなふうに取れるんだね」「採るの大変だね…」と、
一粒一粒がとても貴重なものであることも実感したようでした。

ここからさらに、秋の食べ物探しは、続いていきそうです!


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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「秋・冬の自然」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:世界はどのような仕組みになっているのか
◆中心的アイディア(Central Idea):季節の移り変わりは、人々の生活に影響する(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:・今の季節・季節の移り変わり・季節の移り変わりと人々の生活

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