みんなと過ごすのって 嬉しいな

青組(5歳児)さんと過ごせる日もあとわずか。
一緒にしたいことを少しずつ叶えている黄組(4歳児)の子どもたち。
「長禅寺菜のことを教えてください」と、手づくりの“ちょうぜんじなノート”を持って行き、書いてもらったり、

「一緒にドッチボールしたよ」と一緒に遊んだことを嬉しそうに報告したりする姿が見られます。


そんな黄組(4歳児)さんのもとに、青組(5歳児)さんから、
粘土で書かれた「きいぐみさん おうえん ありがとう」というメッセージが届くこともありました。
「嬉しい!!」「やっぱり青組さんってすごい」
「やさしいね」などと、喜んでいた子どもたち。

憧れの青組(5歳児)さんと過ごすなかで、「どんな青組さんになりたいか」を考えました。
「今の青組さんみたいにかっこよくなりたい」
「苦手なことにも挑戦してみたい」
「いろんなことを知ってる青組になりたい。そして、教えてあげたい」
「心をひとつにして力を合わせる青組!」
「友達とか家族とかに優しい青組になりたい」など、堂々と発表する姿が見られ、頼もしく思いました。

また、進級を前に黄組(4歳児)の友達との仲も深まっている子どもたちと、
友達と過ごしていて嬉しいことや幸せを感じることについて考えることもしました。
「幸せとは何か」と尋ねると、「嬉しい気持ちになること」「心があたたかくなること」
「楽しくなる」「ニコニコになる」などの言葉が聞かれました。
“幸せ”を絵で表現してみる子も。

どんな時にそれを感じるのか思い返してみると、
「友達と一緒に遊ぶこと」「“遊ぼう”って言ったら、“いいよ”って言ってもらった時」





「給食を一緒に食べること」

「お誕生日をお祝いしてもらう時」「“大好き”って言ってもらった時」「手を繋いだ時」「一緒に笑った時」など、次々と意見が出ました。

自分だけだと感じられない、みんなと過ごしているからこそ感じる喜びがあること、
それをそれぞれが実感している瞬間がいろいろな場面にあることを嬉しく思いました。
これからもたくさんの喜びを感じながら、
自分をとりまく様々な人たちと素敵な時間を積み重ねていってほしいと思います。

そんな黄組(4歳児)さん。
今日はみんなで、“あやまること”について考えました。
活発に意見が出て…「“ごめんね”は素敵な言葉だね!」という声も聞かれました。


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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「人との関わり」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:私たちは誰なのか
◆中心的アイディア(Central Idea):幸せは人と人との関係に影響されている(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:人間関係が私たちに与える影響・よりよい人間関係をつくるための私たちの行動

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