知ったことを伝えたい

 先週の七夕パーティーにiCLAリベラルアーツ学科の留学生をお迎えした子どもたち。
「インドの飲み物は何があるの?」「水かけ祭りのことをもっと教えてほしい」など、
クラスみんなでいろいろな国の、『お菓子』や『お祭り』について知っていくなかで、新たに生まれてき疑問を尋ね、さらに自分たちの探究が深まった様子の青組(5歳児)さん。



クラスで世界のいろいろな国について探究したことを振り返り、
それぞれに楽しかったことを絵で表現することをしました。

国旗を描いたこと、世界の図鑑や絵本で調べたこと、いろいろな国の『お菓子』や『お祭り』を知ったこと、
いろいろな国の人たちと交流したこと、知ったことを遊びに取り入れたこと・・・他にもたくさんの意見が聞かれました。
それぞれに楽しいと感じてくれたことがあり、嬉しく思いました。


そんな青組(5歳児)の子どもたち。
今日は、他のクラスの友達に、「自分たちが探究して知ったことを教えてあげたい」と、内容や表現方法を工夫しながら、発表し合いました。

どちらのクラスの発表も、国旗や絵を見せる、つくったものを使う、クイズを出す、ジェスチャーをつける、実際にやってみせる、音楽をつけるなど、見ている人を意識したアイデアにあふれていました。





見た友達から、
「世界のお菓子のことを知って楽しかった」「クイズがおもしろかった」
「お祭りをしている意味がわかった」「自分が知らないことが知れて嬉しかった」
など、という感想も。
すると、「もっと他の人にも見せたい」「家族に見てほしい」などの声も聞かれました。

これまで、多文化教育サポーターやいろいろな国の留学生と交流したり、さまざまな方法を使って自分たちで調べたりしながら、探究を進めてきた子どもたち。

こうした活動を通して、「世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある」ということを、感じてくれたら嬉しく思います。

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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「いろいろな国」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:
私たちは誰なのか
◆中心的アイディア(Central Idea):
世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:
・それぞれの国で有名なもの、大事にされているもの
・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由
・それぞれの国で大事にされているものを周りの人にも伝える

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