大切にしている「振り返り」の時間

運動会に向けての気持ちが盛り上がってきている赤組(3歳児・満3歳児)さん。
自由遊びの時間にダンスの曲を保育室に流しておくと、自然と集まり、嬉しそうに踊り出す姿も!


「この曲、知ってるよ!家でも聞いてるんだ!」と、
ダンスの曲も、好きになってくれたようです。

今回のユニット「伝えよう(運動会)」では、学習者像の「挑戦する人」と「振り返りができる人」を特に大切にしています。
赤組の子どもたちにとって、運動会でのかけっこもダンスも、チームごとに1列に並ぶことも、すべてが「挑戦」。子どもたちが運動会を楽しみに迎えられるよう、がんばる気持ちを大切に受けとめ、過ごしています。

また、クラスでは、活動の後に「振り返りの時間」も。

「手は、まっすぐに伸ばす方がきれいにみえるよ!」
「お友達と手を離さないときれいなお丸になるね。」
「お顔もニコニコしていた方がいいと思う!」など。
もっと素敵な表現になるためには、どこをどのようにしたらいいのか、様々な意見が出てきています。

そして今日は、昨日古屋記念堂で踊ったときの映像をみんなで見てみることに。

自分たちのダンスがお客さんからどのように見えているのかな? 
子どもたちは、映像を見ながら、自分を見つけて嬉しそうにしたり、上手なところに拍手をしたり・・・
どのように表現したらもっと素敵な表現ができるのか、みんなで意見を出し合いました。

その後は、他のクラスの友達をお客さんにして、ダンスを見せ合う発表会ごっこ♪

もも組(満3歳児・2歳児)さんも見に来てくれました!

こうして、自分で振り返ったり、友達から出された意見を聞いたり、映像を見て振り返ったりしながら、見ている人により伝わる表現について考えています。

運動会まで、まだまだ子どもたちの「挑戦」と「振り返り」は、続きます。


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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「運動会」のカリキュラムとして計画しています(PYPについてはこちらをご覧ください)
◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちはどのように自分を表現するか
◆中心的アイディア(Central idea):さまざまな方法を使って自分を表現し、人々に伝えている
(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。)
 ◆探究の流れ:・いろいろな表現方法・より人に伝わる表現の仕方

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