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2月, 2025の投稿を表示しています

青組PYP「将来の夢」~卒園発表会~

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探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。 これまで、どんな仕事をしたいのか、どうしてその仕事をしたいと思ったのか、一人ひとりの夢について、対話しながら文章をつくったり、大きくなってその仕事をしている姿を思い描いたりしながら、絵も丁寧に描いていきました。 発表の練習では、自分の夢をどう話したら、聞いている人に伝えることができるのか、気持ちを込めながら伝える工夫もしてきました。保育室だけでなく、サテライト、バスの中、廊下など、幼稚園のあらゆるところで、いろいろな先生方や友達に自分の夢を聞いてもらっている姿は、とてもいきいきとしていて・・・先生たちから、花丸をもらってとても嬉しそうな子どもたち。日に日に自信もついたようです。 そしていよいよ、今日は卒園発表会。初めに今回の探究ユニットを振り返ったあと、 一人ずつ「将来の夢」を堂々と発表していました。 一人ひとりの胸には、キラキラひかるペンダントが! 今回は、子どもたちと相談して、まぼろしの長禅寺菜の種をおそろいのお守りにしました。長禅寺菜守り隊として活動してきた証です。 子どもたちからの想いで、おうちの皆さまへもサプライズ! 長禅寺菜の種入りのボールペンです。卒園して離れても、長禅寺菜の種と共に…。 これからも笑顔の種を大切にしてほしい。そして、小学校へいっても、おうちの方からもらったすてきな名前を大切に、自信をもって歩んでいってほしい。そんな願いを込めて、合唱を披露。 素敵な歌声がメモリアルホールに響きました。 お友達と一緒にステージに立ち、自分の夢を発表した経験は、 子どもたちの自信と喜びにつながってくれることと思います。 応援してくださったおうちの皆様、ありがとうございました。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「将来の夢」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちは自分たちをどう組織しているのか ◆中心的アイディア(Central idea):それぞれが役割をもって生きている (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・それぞれの仕事がもっている役割 ・仕事と私たちの生活とのつながり、仕事と仕事とのつ...

伝わる!って嬉しいな

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先週の学年末参観で、おうちの方に自分たちの劇を披露できたことをとても喜んでいた黄組(4歳児)の子どもたち。 保護者の方からいただいた感想を、みんなで共有しました。 『スイミー』の作品を演じたクラスの保護者の方から・・・ 「みんなでつくりあげた スイミーのげき、とてもすてきでした」 「それぞれのやくに なりきっていたところが、すばらしかったです」 「とてもよかったです。なみだがでました」 『そらまめくんのベッド』の作品を劇にしたクラスの保護者の方から・・・ 「とてもおもいやりのつたわる やさしいげきで かんどうしました」 「かんどうして むねがいっぱいです」 「たくさんがんばったのが つたわりました」 感想が読まれるたびに、友達と顔を見合わせ笑顔になったり、自然と拍手をしたり・・・ 自分たちが頑張って取り組んだことを認めてもらい、とても嬉しそうでした。 赤組(3歳児・満3歳児)さんやもも組(満3歳児・2歳児)さんからも 「すごい上手だった」「みんなかっこよかった」など、進級前に嬉しい言葉が。 これまで、物語に込められたメッセージを「劇遊びをみてくれた人に伝わるように」と、 クラスみんなで表現方法の工夫を考え演じてきました。 おうちの方はもちろん、他クラスの友達や先生など、様々な人たちからの温かな言葉から、 メッセージが伝わったことを実感でき、 「新しいお客さんにも見せてあげたい」「卒園する前に、青組さんを招待しようよ」 と、表現する喜びも味わえたようです。 そんな黄組(4歳児)さん。昨日は青組(5歳児)さんの卒園発表会のリハーサルをみてきました。 「かっこよかった」「さすが青組さん」「すごいな~」などと子どもたち。 卒園まであとわずかとなった青組(5歳児)さんに、「何かしてあげたい」と、こっそり作戦会議。 そのなかで、「劇みたいに、心を一つにして、みんなで力を合わせたら、全部(みんなで出したアイデア全て)できるよ」という言葉も聞かれ、劇遊びの経験が日常生活のなかにもいきている様子がうかがえ、感動しました。 ・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「劇遊び」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちはどのように自分を表現するか ◆中心的アイディア(Central Ide...

様々な表現方法を取り入れながら…

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自分たちで劇の題材に選んだ作品を、クラスのみんなで繰り返し読んできた黄組(4歳児)さん。 それぞれの場面を想像してみたり、登場人物の気持ちになってみたりして、 自分たちなりにお話の世界を深く広く感じていきました。 そして、劇遊びを通じて「伝えたいメッセージ」を伝えるには、何が必要かを考え・・・ 「言う言葉(台詞)!」「衣装!青組さんがオペレッタの時に着てたよ」 「音楽!」「歌をうたう!」「ダンスしたらもっと楽しい思う」 「絵本にこうやって描いてあるから、絵も描こう」など、 活発にアイディアが飛び交い、それを実現しようと、みんなで取り組んでいます。 「そらまめくんのベッドはふわふわだから、中に新聞紙を入れたらいいよ」と素材の特性をいかしたり、 「ペットボトルに水を入れたら本当の海みたいになるんじゃない?」 「このプチプチ(緩衝材)泡みたいでしょ」と 広い海をつくりたいと、様々な素材を持ち寄って試行錯誤したり・・・ 「ピーナツの殻はかたいからこういう感じはどう?」と、歌詞に合わせたダンスを考え 「一人だと長くないけど、みんなで繋がったら長く見えるよ」と、提案する姿も。 様々な表現方法を使った、楽しい劇ができそうです。 ソレイ先生に、自分たちがする劇の英語版の絵本を読んでもらうことも。 「言葉はわからなかったけど、絵を見たらわかった」 「先生が手を動かしたりしてくれたから伝わった」など、 伝えるための方法は言葉だけではないことを実感しているようでした。 いろいろな豆が登場する劇を演じるクラスでは、 家から本物のソラマメやサヤエンドウを持ってきて、みんなに紹介することも。 「(ソラマメの鞘は)本当にふわふわだ!しっかりしてる」「サヤエンドウは・・・」など、 実物に触れることで、絵本の世界への理解を深めていた様子。 このような経験を日々積み重ねながら創り上げていく劇がどうなっていくのか、 保護者の皆様にも楽しみにしていただければと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「劇遊び」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ:私たちはどのように自分を表現するか ◆中心的アイディア(Central Idea):お話は人々を魅了しメッセージを伝える(PYPでは、探究の末子どもたち...

日本の昔話の世界で遊んでいます♪

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今と昔の生活の違いをいろいろ見つけ、日本の昔を取り入れた遊びが続いている赤組(3歳児・満3歳児)さん。 最近では、遊びのなかに、日本の昔話の世界が広がってきています。 『ももたろう』のおばあさんになりきって、洗濯板で洗濯 動物やももたろうに変身して鬼退治! 『おむすびころりん』に出てくるネズミやおじいさんになって遊んだり 『金太郎』になりきって、まさかりで木を切ったり 「かぐや姫なの♡」と着物を着て、園内のいろいろな場所へ出かけたりも・・・ それぞれに、昔話の世界を楽しんでいるようです。 クラス活動のなかでは、昔話をピアノの音に合わせて表現する「音楽リズム」でも遊んでいます。 大好きな物語をいろいろな方法で表現して遊び、とても楽しそうな子どもたち♪ 今週末の参観日では、子どもたちが昔話の世界を音楽リズムにして表現する姿を、 おうちの方にもみていただきたいと思っています。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「ぼくたちわたしたちの住む日本」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちはどのような場所と時代にいるのか ◆中心的アイディア(Central idea):日本には、昔から伝わる大事なものがある (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。) ◆探究の流れ: ・昔から伝わる日本の行事や遊び ・日本の昔話 ・日本の昔と今

青組PYP「将来の夢」~クッキングハウスとZOOMで探検~

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探究ユニット「将来の夢」をすすめている青組(5歳児)さん。 今日は、普段なかなか入ることのできないクッキングハウスの中をZOOMで探検しました。 本園と系列小学校の給食をつくっているクッキングハウス! 実際に調理をする部屋以外にも、野菜や果物を洗う洗浄室、あえ物室、できたお給食を小学校へ運べるようにトラックと連結できるワゴンプール、アレルギー対応専用の部屋・・・子どもたちは、初めて見るクッキングハウスの中に、興味津々な様子。 今日のメニューは、「タンメン・春巻・ほうれん草とキャベツの和風ナムル・バナナ・牛乳」。 ナムルのキャベツを大きなお鍋でゆでている様子や、タンメンのスープをつくっている様子を見せていただきました。 大きな、オーブン、牛乳専用の冷蔵庫、 自動でお米を洗って研いでくれる洗米機も…なんと1つのお鍋で4升分!! 「給食をつくっていて、大変なことはありますか?」 「クッキングハウスのみなさんの一番好きなメニューはなんですか?」 「もう一度、アレルギー室を見せてください!」などと質問したり、もう一度、気になった部屋を見せてもらったりしました。 他にも、クッキングハウスでは管理栄養士、栄養教諭、調理員など いろいろな役割の人が協力して給食をつくっていることなどを教えてもらった子どもたち。 給食がみんなのところにきちんと届くように確認する仕事や 出来上がった給食をトラックで小学校に運ぶ仕事などがあることも知りました。 そしていよいよ、楽しみにしていた給食の時間!! 「ありがとうの気持ちで食べたい!」「感謝の気持ちで食べよう!」 「お皿をきれいに返したら、喜んでくれるかな」 「あんなに一生懸命つくってくれているんだから、ぜったい残さない!」 と、いつも以上に食がすすんだ子どもたちでした。 ・・・・・・・・・ 上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「将来の夢」のカリキュラムとして計画しております(PYPについては こちら をご覧ください)。 ◆教科の枠をこえたテーマ: 私たちは自分たちをどう組織しているのか ◆中心的アイディア(Central idea):それぞれが役割をもって生きている (PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central idea)と呼びます。) ◆探究の流れ:・それぞれの仕事がもっている役割 ・仕...