伝わる!って嬉しいな

先週の学年末参観で、おうちの方に自分たちの劇を披露できたことをとても喜んでいた黄組(4歳児)の子どもたち。



保護者の方からいただいた感想を、みんなで共有しました。
『スイミー』の作品を演じたクラスの保護者の方から・・・
「みんなでつくりあげた スイミーのげき、とてもすてきでした」
「それぞれのやくに なりきっていたところが、すばらしかったです」
「とてもよかったです。なみだがでました」


『そらまめくんのベッド』の作品を劇にしたクラスの保護者の方から・・・
「とてもおもいやりのつたわる やさしいげきで かんどうしました」
「かんどうして むねがいっぱいです」
「たくさんがんばったのが つたわりました」


感想が読まれるたびに、友達と顔を見合わせ笑顔になったり、自然と拍手をしたり・・・
自分たちが頑張って取り組んだことを認めてもらい、とても嬉しそうでした。

赤組(3歳児・満3歳児)さんやもも組(満3歳児・2歳児)さんからも
「すごい上手だった」「みんなかっこよかった」など、進級前に嬉しい言葉が。

これまで、物語に込められたメッセージを「劇遊びをみてくれた人に伝わるように」と、
クラスみんなで表現方法の工夫を考え演じてきました。
おうちの方はもちろん、他クラスの友達や先生など、様々な人たちからの温かな言葉から、
メッセージが伝わったことを実感でき、
「新しいお客さんにも見せてあげたい」「卒園する前に、青組さんを招待しようよ」
と、表現する喜びも味わえたようです。

そんな黄組(4歳児)さん。昨日は青組(5歳児)さんの卒園発表会のリハーサルをみてきました。
「かっこよかった」「さすが青組さん」「すごいな~」などと子どもたち。

卒園まであとわずかとなった青組(5歳児)さんに、「何かしてあげたい」と、こっそり作戦会議。
そのなかで、「劇みたいに、心を一つにして、みんなで力を合わせたら、全部(みんなで出したアイデア全て)できるよ」という言葉も聞かれ、劇遊びの経験が日常生活のなかにもいきている様子がうかがえ、感動しました。

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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「劇遊び」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。
◆教科の枠をこえたテーマ:私たちはどのように自分を表現するか
◆中心的アイディア(Central Idea):お話は人々を魅了しメッセージを伝える(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:・それぞれのお話の特徴・それぞれの伝え方の効果・パフォーマンスの振り返り

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