もっと知りたい

先月、iCLA国際リベラルアーツ学部の留学生の方々と交流した青組(5歳児)さん。
その活動をきっかけに、世界への興味が広がっています。

友達と一緒に、出会った留学生の出身国を、世界地図や絵本を見て場所を確かめたり




国旗を描いているうちに、国旗には意味があることを発見したり



国旗について知ったことをクラスの友達に紹介したり・・・


給食の時間には「サンキュー」「謝謝」など、留学生が聞かせてくれたそれぞれの国の挨拶の言葉で、盛り付けのお礼を伝える姿も見られます。

こんなふうに毎日のように国旗や言葉にふれているうちに、
世界にはたくさんの国や地域があることも感じ始めている様子。

世界に関する本を見て「世界のお祭りだって。楽しそう!!」とイギリスのパンケーキリレーをしてみたり、

「これやってみたい!」と、インドのカバディに挑戦したり・・・
気になったことをみんなで試しています。

以前、日本の和菓子やお茶に興味をもったクラスでは、
「前に(多文化教育サポーターの)先生に教えてもらったフィリピンのバナナキュー食べてみたいね」と言って身近な素材で再現し、


スリランカではお茶が有名だということを知ると、世界のスイーツやお茶に興味を広げていきました。

多文化教育サポーターの先生から、
去年の青組(5歳児)さんがつくったジップニー(フィリピンの乗り合いバス)を使って、
乗り方や支払いの仕方などを教えてもらうクラスも。

これからも「なんだろう?」「知りたい」の気持ちを大切にしながら、
世界の素敵なものをたくさん発見していってほしいと思います。

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上記の保育は、本園のPYP探究ユニット「いろいろな国」のカリキュラムとして計画しております(PYPについてはこちらをご覧ください)。

◆教科の枠をこえたテーマ:
私たちは誰なのか
◆中心的アイディア(Central Idea):
世界にはさまざまな国があり、それぞれの人々によって大事にされているものがある(PYPでは、探究の末子どもたちに実感を伴って理解してほしい概念を、中心的アイディア(Central Idea)と呼びます。)
◆探究の流れ:
・それぞれの国で有名なもの、大事にされているもの
・それらが有名になったり、大事にされたりしている理由
・それぞれの国で大事にされているものを周りの人にも伝える

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